耐震対策・屋根葺き替え工事
世界の人々に鮮烈な記憶を刻み込んだ東日本大震災。沿岸部では津波、内陸部では土砂崩れや家屋の倒壊の災害。
この国で生活をしているなら避けることができない自然災害です。
東日本大震災での家屋倒壊数 約5万5千棟
阪神淡路大震災での家屋倒壊数 約25万棟
1995年から2011まで格段に家屋の耐震強度は向上しています。
先の震災では倒壊した家屋のほとんどが築年数が相当年経過した。
日本家屋だと聞きます。
建物の構造や柱・壁の枚数にも関係しますが地震が起こった際に最も
壁や柱に負荷を掛ける瓦屋根。倒壊した家の殆どが瓦の負荷に構造体
が耐えられなく倒壊した建築物が大多数です。
《屋根・㎡=重量》
①ガルバリュウム鋼鈑・金属葺き屋根・重量1㎡=1~2kg
②コロニアル・スレート屋根・重量1㎡=20kg
③日本瓦・洋瓦屋根・重量1㎡=60㎏
屋根材の平均重量
![]() 金属屋根葺き・1㎡=1~2kg | ![]() スレート・1㎡=20kg |
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![]() 瓦屋根・1㎡=60kg |
私共のお客様の中で日本瓦屋根~軽量素材のコロニアル屋根への屋根リフォームをした実例を紹介いたします。
常日頃から耐震強度に対して不安を抱えられてきた施主様。
ご自宅を拝見して真っ先に目に留まったのが重量感溢れる瓦屋根壁や柱を補強する事も耐震補強の観点から必要ですが、屋根リフォーム(屋根変え)を済ませてからの工事が収まり的には一番良い施工法です。
屋根リフォーム実例
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既存の日本瓦を一枚ずつ剥がし、瓦桟(瓦を止めている木材)の釘を抜きその上に野地板(コンパネ木材)を増し張りして下地が完成です
ここからルーフィング(防水紙)を貼り屋根材コロニアルスレートを屋根へ葺いていき葺き替え工事が竣工致します。